アクシスA.C. ブログ

一日遅れでこんばんわ。AB女です。気づいたら水曜日ですみませんm(__)m


台風が近づいてますね。不謹慎ですが、台風接近って何だかワクワクするのは私だけ？
雨さえ弱かったら外に出たいとこです(笑)

学校は暴風警報で休みやのに会社は休みはならんし、大人の世界は厳しいなーと思ってたら、
さっきのニュースで衝撃の事実が！
愛知県の某有名自動車会社は、社員の安全を考慮して明日は休みだそうです。
さすが大会社は違いますね…(-.-)


さてさて、今日の話題は、先日行った合宿の話です。ちょっと長くなりますが…

合宿といっても、私が普段指導のお手伝いをしてる小学生達の引率という形の合宿です。
一泊二日で希望ヶ丘に行ってきました。

その二日目、芝生を使って学年別で練習しました。私は四年生の男子のグループにつき、
一緒にダッシュしたり、裸で芝生を走ったり。最後に何チームかに分かれてリレーをしました。

ま、同じ四年生でもやっぱり速い子とそうでない子の差は結構あり、子供らもそれは分かっています。
そして、リレーと聞くとどうしても勝ちたいと思う子らばかり。
チーム分けしたそばから、どこのチームが速いだの遅いだの言い出します。
ま、私達は勝ち負けなんかより、リレーと聞いたら頑張って走るのを狙ってしてるので
構わないのですが。

ところがです。合宿でのリレー。
いつもと違うそのリレーでよほど勝ちたい気持ちが強かったのか、
スタートして差が広がり始めると、最後尾のチーム内で嫌な空気が流れ始めました。


『ほら見ろ、○○のせいやし～』

『○○が遅いからな～』

等、走りの遅い子を罵倒するような言葉。良い悪いの判別がつかないのか、
それ以上に自分の気持ちを先行させるのか。
子供って、純粋に見えて実は残酷です。

どう注意したらいいんやろか…
私が悩んでる内に、他の指導者の人が注意して下さって、何とかその場は収まったのですが、
後味が悪いリレーになってしまいました。


その後で全体でのリレーがあったのですが、その前に長の人が皆に言いました。

リレーはチーム皆でするもの。一人が遅いからといってもその一人のせいではない。
チームに遅い子がいるなら、その分速い子が頑張ればいい。
それがチームなんやから。


子供の指導って難しいです。子供らの勝ちたいって気持ちは大事にしたい。
けど、友達を嫌な気持ちにさせてまで勝つような人間にはなってほしくない。
それを子供にうまく伝えるのはほんとに難しい。まだまだやなぁと思いました。

同時に、短距離ならリレー、長距離なら駅伝。陸上競技でのチームを実感できる種目って、
チームメイトでの信頼が大事やなぁと改めて感じました。

誰かの失敗は、代わりに自分が取り戻す！そんな思いをお互い持って走ってます。
それがあるから、お互いに高め合えるんやろなぁ。

そんなチームの中で陸上をして来られた自分は幸せやなって思います(*^_^*)


子供らにもいつかそんな気持ちになってもらえたらなぁと思いつつ、
悪戦苦闘しながら一緒に走っていきたいものです。